田中史子のつぶやきコラム

田中史子の
つぶやきコラム

田中史子が日々の弁護士業務に
おいて感じていること、
考えていることについて
お伝えさせていただきます。

※当事務所は、当ウェブサイトの内容の正確性・妥当性等につきましては細心の注意を払っておりますが、その保証をするものではありません。 また、当ウェブサイトの各情報は、掲載時点においての情報であり、その最新性を保証するものではありません。

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2018.2.25

浪費

夫(もしくは妻)が、一方的に別居して、それまで渡していた生活費を渡さない、という場合であれば、民法770条1項2号の離婚原因である「悪意の遺棄」にあたる場合があります。しかし、夫婦が同居している場合には、夫(もしくは妻)が浪費し、生活費を入れない状況であっても・・・

2018.2.23

悪意の遺棄

民法770条1項2号では、「配偶者から悪意で遺棄されたとき」を離婚原因として挙げています。ここでの「悪意の遺棄」とは、どのようなことをいうのでしょうか。

この点、「悪意の遺棄」とは、正当な理由なくして、夫婦の同居協力扶助義務に違反する行為であり、相手方を・・・

2018.2.18

有責配偶者からの離婚請求

自ら不貞行為等を行って、夫婦関係を破綻させた夫または妻を、有責配偶者といいます。この有責配偶者からの離婚請求については、裁判所は、これを認めてきませんでした。しかし、昭和62年9月2日最高裁の大法廷で言い渡された判例では、有責配偶者からなされた離婚請求であって・・・

2018.2.17

離婚原因ー不貞行為

協議離婚や調停離婚であれば、夫婦双方に離婚の意思があれば離婚することができます。しかし、夫婦の一方が離婚を拒んでおり、裁判になった場合、裁判で離婚が認められるためには、民法770条1項に定められた離婚原因があることが必要です。

不貞行為は、770条1項の・・・

2018.2.15

仮装離婚

夫婦の間で、本当は離婚する意思はないにもかかわらず、離婚届を提出することがあります。

夫(もしくは妻)に借金があり、妻(もしくは夫)への財産分与によって債権者からの財産の差し押さえを免れるために離婚届を提出する場合、また、妻(もしくは夫)が結婚により夫(・・・

2018.2.13

離婚届の届出の意思について

協議離婚の場合、夫婦が離婚の合意をし、離婚届に双方が署名・押印して届け出れば、離婚が成立します。

ただ、夫婦喧嘩をしてカッとなり、いったん離婚届に署名・押印して夫(もしくは妻)に渡したが、後で冷静になってみると、離婚はしたくない、という場合もあるかと思い・・・

2018.1.28

父母以外を監護者と指定することができるか

様々な理由により父母以外の第三者、例えば祖父母や他の親族が子どもを監護していることがあります。

それでは、父母以外の第三者が、自らを監護者として指定することを裁判所に求めることができるのでしょうか。

この点、東京高等裁判所平成20年1月30日決定は・・・

2018.1.12

親権者指定の合意

夫婦が協議で、子どもの親権者を夫または妻にすることを合意し、離婚した場合でも、いったん親権者を定めた以上は、その後、父親と母親二人の合意のみで親権者を変更することはできません

仮に父親と母親の間で、親権者の変更をする合意ができていても、子の利益及び福祉の・・・

2018.1.10

子どもを連れての別居

夫婦が別居する際、自宅を出て行く妻(もしくは夫)が、相手方の同意なく子どもを連れていくことがあります。このような場合、「子どもの連れ去り」にはならないのでしょうか。

これは大変難しい問題だと思います。夫婦双方が子どもの親権を強く主張している場合、子どもを・・・

2018.1.9

違法な監護の開始と親権者の適格性

子どもを一定期間継続して監護養育している親であっても、その監護が、子どもの連れ去り等の違法な行為によって開始されたものであるときには、そのことは親権者指定の判断要素とされます。

それまでの子どもの安定した生活を実力で変更することが、子どもの福祉に反する行・・・